同世代かちょっと若いぐらいの人達と「紅玉」というリンゴの種類について話す機会があると、たいがいの場合、

「昔はふつーにあったのに、今は高いし手に入らなくて残念」

という内容になることが多いですね。実際、スーパーの店頭に並ぶことは希か、あってもすぐになくなってしまうような気がします。あくまで経験値ですが。

実際問題として、紅玉という品種は栽培が他のものに比べて手間がかかるのだそうで、次第に生産者の方が減ってしまうのは残念ですが仕方のない面もあるのでしょう。

一方で、「いや、うちは紅玉で頑張る」という頼もしい生産者の方もいらっしゃいます。

その一つが、長野でリンゴなどの生産をされている、その名も「紅玉屋」さんです。

数年前からときどき購入させていただいてます。若いご主人がtwitterを通じていろいろ生の情報を発信しており、たまたまそれを見つけたのがきっかけです。

紅玉以外のちょっと珍しい品種や、加工品も扱っています。ジャムは小さなお子さんの離乳食などにもいいと思いますよ。

また、全くの余談ですが、HanareにあるMacBook Airはこの紅玉屋のご主人から譲って貰った物です。林檎屋さんから別の林檎を買いましたw

さて、Hanareにいらっしゃる方の中にも、「紅玉を生で食べるのも好きです」「アップルパイ大好きです」という方が多かったので、今年は大箱を取り寄せてみました。全部で約50個。加工用という表示ですが、もちろん多少実の大きさが揃ってないとか、ちょっと凹みがある程度、食べる分には何の問題もありません。

これを、ジャムにしたりパイにしたり煮てみたりという名付けて「紅玉三昧」というイベントを3連休の2日を使って行いました。

Day-1の10月7日は朝があいにくの雨で、運動会が急に中止になったりしたところもあったようで、どうなるか不安だったのですが、それでも食べ物の魅力とは恐ろしい物(笑)で、老若男女あわせて十数名のご参加をいただきました。

最年少は3才の女の子、最長老は・・・・・・俺だよ(´・ω・`)

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(老若男女の靴が並ぶHanareの玄関)

あらかじめ煮ておいた紅玉と生を味見していただきながら、ジャム作りの用意。人出が多いのでリンゴを刻むのも早くて助かります。

ジャムを煮ている間には、おしゃべりが始まり、子供たちはiPadの「つみねこ」で遊んでいたりと時も過ぎ、お昼タイム。

持参して頂いたパンや、わたくしが用意した全粒粉入りのパンにジャムをどっぷりのせていただきます。幸せな時間です。添え物として、紅茶と紅玉で煮込んだ豚のかたまり肉などもお出ししました。今日は、肉が脇役です。

午後になり、二階では、いつのまにか、おっさん達の酒盛りがはじまり、子供達は集まって勝手に遊びだし、女性陣は茶の間で編み物という、とてもここが「コワーキングスペース」とは思えない状態となりましたが、こういうことが可能なのも一軒家の面白いところです。いやまてよ、編み物も立派なworkだし、子供の遊びも立派なworkだし、おっさんの酒盛りは・・まあちょっとおいとくとして、立派なcoworkingですね、うん。(`・ω・´)

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(子供達の力作のたぶん秘密基地・・・なに作ってるのやら)

おやつタイムには、アップルパイを2回焼き、アイスを添えるなどして堪能されていました(実は酔っ払っててあんまり憶えてないw)

おっさん達はすっかり昔話に花が咲き「ターボパスカル\(^o^)/」など、いったい何十年前の話をしているのやら、ちなみにこの日集まったのは・・

・現役組み込み系エンジニア(自転車で来ました)

・元PC雑誌編集現コンサルタント台湾在住(ちょうど一時帰国中)

・Apple関係書籍編集(Softbank版au版2冊のiPhone5本を涙のスケジュールを乗り切った男)

・現役いろいろプログラマー(プログラマー歴数十年)

・どこにでもいる普通のおっさん(わたくし)

これに加えて、彼女に誘われて不幸にも車で来てしまった現役プログラマーの若者(相対的)が、「こんどは電車で来よう」という堅い決心をしながらおっさんたちの話をおもしろがって聞いておりました。

Day-1は、こんなぐだぐだな感じで三々五々解散となり、子供達は自分で指編みしたニットを身につけて楽しそうに帰って行きました。

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(近隣の西東京市在住の小学二年生の女の子ふたり)

翌日のDay-2も、おんなじ感じで人来たら大変だなあ・・と思っていると、世の中とはうまくしたもので(^_^;、午前中はぼーっとしてすごし、午後になって元漫画家のアシスタントさんとそのお友達の現役のアシスタントさんがまったりお茶を飲んで、でもしっかりパイは食べて帰って行きましたとさ(笑)。

今回お出ししたいろいろな食べ物については、「賄い日記」の方にあげておきますね。