このエントリーは、「コワーキング・アドベント・カレンダー 2012」に参加しております。
なんでも、10分で考えて5分で書くというルールだそうで、頑張って5分で仕上げたいと思いますw
私自身が「コワーキング」という言葉にちゃんと出会ったのはちょうど1年前ぐらいのことで、まさかそれから1年もしないうちに、今いる「Hanare ひばりヶ丘」というコワーキングスペースを運営することになるとは想像もしていませんでした。
スペースをはじめてよかったなーとしみじみ思うのは、面白いコワーカーの人達や、ユニークな他のスペースの運営者の皆さんとお知り合いになれたことでしょうか。いやまったく、こういう不思議な人間関係はお金をいくら積んでも作れる物ではありません。
今の世の中、会社に行ってもみんなPCに向かいっぱなしで雑談一つしないうちに一日が終わることも珍しくないという話を聞きますし、数年前までごく普通のサラリーマン生活をしていた私自身それに近い経験をしておりました。人間関係もへったくれもありません(´・ω・`)
こういう生活が、人間という「生き物」にとって良いのか悪いのか。どうも、あまり良いこととは思えません。
なぜでしょう。人間には助け合いやコミュニケーションをよしとする本能のようなものがあるようで、それを無視するような生活はやっぱりどう考えても身体に悪そうです。この本能を、私は勝手に「コワーキング遺伝子」と呼んでいます。
この遺伝子を発動させるには、「同じ釜の飯を食う」ことがどうも大切なようです。
先日、NHKの番組で海の動物シャチについて興味深い内容を放送していました。
シャチは母親を中心とした母系の一族で群れを作って海を渡っているのですが、獲物となるクジラの子供を狩ったときに、不思議な現象が観測されたそうです。
なんと、別の血縁がない(と思われる)群れとの間で獲物を分け合って、なんらかのコミュニケーションをとっていたというのです。
決して、豊富とはいえない餌を分け合っても、コミュニケーションをとる。驚きでした。
人間も、原始の頃には、少ない食べ物をわけあってでも、別の家族や群れとコミュニケーションをとることで、種族全体で生き延びてきたのかもしれませんね。
というわけで、コワーカーの皆様、よいクリスマスの食卓をお過ごし下さい( ´ ▽ ` )ノ
(コワーキング遺伝子活性中? 撮影:溝田さん)